メンタル心理カウンセラー講座の学習を始めて2週目になりました。
講座のテキストは1冊30ページほどで、それほどボリュームがないためサクサク読むことができました。
第1週目は
「心理学の基礎知識」
という内容で学習しましたが、
第2週目は
「カウンセリングの心得」
という内容でした。
心理学の基礎的な知識を勉強して、そんなにすぐにカウンセラーの心得的な話にいって良いのか? という疑問がわきました。
カウンセラーと名乗るのは、これほどまでに敷居が低いことなのか、というちょっとした失望感のようなものを感じました。
とはいえ、一度申し込んだ講座ですので、ひとまず一通りはやって資格取得まではいきたいと思います。
カウンセリングの心得としては、大前提として3つの決まり事がありました。
①専門家としての能力向上責任
②公私混同の禁止
③個人情報を第3者へ開示しない
どれもカウンセラーという仕事にかかわらず、どの仕事でも同じことが言えそうな内容ですね。。。
②については、カウンセラーは自分のプライベートを話してはいけない、という制限があったりします。
これは、プライベートを話すことで、クライアントの気持ちや考えに影響を与える可能性があり、カウンセリングに支障をきたす恐れがあるから、と書いてありました。
女性のカウンセラーで、若くて綺麗な方だったら、恋愛対象になってしまう可能性があるので、そこはプライベートを混同させないようにしましょう、という事なんでしょうね。
そして、クライアントに対する接し方としては、以下の3つがあげられます。
・無条件の肯定的配慮
・共感的理解
・自己一致
○○的○○、って、なんだかギャンブル漫画のカ○ジみたいな言葉が沢山出てきます。。
「圧倒的愉悦!!」みたいな感じです(笑)
言葉だけだとさっぱり頭に入ってこないのですが、要は
「頭の中を空っぽにして、自分の意見はひとまず横に置いておきましょう。無の状態でクライアントの気持ちを肯定的に受け止め、自分自身の経験として共感してあげましょう。カウンセラーが考えていることと話ししている内容に、決して不一致があってはなりません」
という内容です。
「この人は甘えているなぁ」とか「ただの自意識過剰なのでは?」などと言った、自分自身の気持ちや考えはブラックホールに吸い込ませ、クライアントの気持ちを受け止めてあげなければいけないというのです。
また、カウンセラーはクライアントの「鏡」であれ、という説明もありました。
今のカウンセリングの主流はロジャーズが提唱している「成長的解決法」だそうで、ひたすらクライアントの話をさせて、カウンセラーは同調や発言の繰り返し、または深掘りをさせる言葉を投げかけるだけ。
それによってクライアント自身に、問題の気づきを与えたり、考える力をつけてもらおう、というアプローチのようです。
やることってその程度なのか? って正直思いましたが、クライアント自身が生きていく力をつけるには、最も効果的な方法なのかもしれませんね。
ただ、この程度で1時間4,5000円払うのは、どうも値段が高い気もします。
国が正式に医療として認めてくれれば、3割負担になってリーズナブルとなるので、需要も増えてくるのになぁと思いました。
メンタル心理カウンセラー講座(2週目)の勉強はここまで!